私はフィリピン・マニラ・マラテの歓楽街でKTVを経営しているえるぞうです。ここでの経営が始まってから約1年が経ち、フィリピン人の労働スタイルや性格についてまとめてみたいと考えています。
まず結論から言うと、男性はあまり使えないと感じています。これは一般的な国民性と言えますが、実務においては本当に苦労しました。私は日本で複数の店舗を経営してきた経験があり、少し自信も持っていたのですが、フィリピンとのスタイルの違いに気づいたのは半年以上も経った後でした。
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最初に店長やママにシステムを任せて決めるというのが一番の失敗。これは世界共通の問題ですが、能力がないのに自分をよく見せて報酬を上げようとするゴマすりの手法を使ってくることがあります。私のように右も左も分からない人間はそれに騙されてしまったのです。正直言って、私のリサーチ不足も原因と言えるでしょう。
ママや店長は自分や同僚の条件ばかり気にしており、店の状況には無関心でした。売上が悪いのは他人のせいで自分には関係がないという態度でした。日本人との思考能力の差は明白でした。能力がなくても家族や友人がいるからと甘える傾向があり、仕事よりも家族や友人を大切にすると感じました。仕事以外では本当にいい人種だと思います。
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そんな中、現地で同じKTV経営の社長の一言で少しずつ変わることを決意しました。「社長は優しすぎるよ」という言葉でした。まず条件を見直し、さまざまなお店にアドバイスを求めました。正直言って、私の店は非常に好待遇だったため、これを変えるのは非常に大変でした。その度にキャストの女性が辞めてしまい、大変な苦労をしました。
そして従業員一人一人の仕事のマニュアル化、一度で覚える事は一回も無かった。それは何故か?自分の事しか関心がないフィリピン人特有の物であった。例えば掃除、自分の身の回りは綺麗にするが、他の事は全くと言っていいほどしない人種である。そして何よりも必要だったのは罰則だった。日本人として少し心苦しいが、甘さは付け込まれる原因。罰則が無ければ忘れてやらない、めんどくさいからやらない、やってもやらなくてもお金が貰えるといった、自己主義である。決して全ての人間ではないが、フィリピン人の国民性が伺える。
従業員の教育に関しては今でも目を光らせ、やらしている状況である。そんな中、罰則を作って仕事をさせた所、ちゃんとやる人間とやらない人間の二つに分かれた。それはちゃんとやる女と怠ける男である。フィリピン人の女のコは長く働いてコミュニケーションが取れてくると言わなくても動くようになっていった。しかし、男の方はこれがダメならあれとしなを変え悪さする。バレなければ営業中に酒は飲むし、お金は誤魔化す始末。遂に一人の従業員が手に負えないので罰則4000ペソか退社を選べと言ったら罰則を選んできた。
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現在は従業員全てを女性に変えたいと思っている。
結論、333年というスペインの支配、そしてアメリカの支配が国民性というものを曲げてしまったのではないかと思う。決して全ての人間とは言わないが、罰則無くしてこの国での成功はあり得ないという結論になった。フィリピンは女性が仕事して男性が家にいるという状況が多い。女性は勤勉、男性は怠け者といった構図が出来上がっていると思った。
もう少し日本人のおもてなしやありがとうの気持ちを学んで頂きたいと心から願っています。
これはあくまでKTV従業員の話でありフィリピンの国民性を否定するものではありません。
【潜入シリーズ】
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