嫉妬

フィリピーナ恋愛実話

フィリピンパブとKEE第二話「ジュンと私」小説 フィリピン人女性に狂いだす

まだ私はこの先に待ち構えている破滅を知る由もなかった。ジュンにパパと呼ばれた、そのお客さんは2時間程、お店で飲んでいった。ジュンは、濃密な距離でそのお客様との話を楽しんでいる。ジュンの紅潮した顔がかわいい。ジュンからドリンクのオーダーを頼まれた時に、一番遠い距離にいた私だが、まるで走るかのように彼女のもとに向かってしまった。またドアが鳴った。お客さんがまた一人来店。このお客さんも彼女の指名のお客さんだった。その後にもう一人、ジュンのお客さんが来て、その日彼女には、3卓の指名があった。営業が終わると、ジュンは飲みすぎたらしくドレスルームで眠りに落ちていた。そんな彼女に水を飲ませようと私はドレスルームに入り水を飲ませてあげた。この子はいつも酔いつぶれているのだろうか?と思っていた時、私は驚いた。 彼女が、酒臭い黄色の液体を口から出していた。吐いていたのだ。これがジュンとの初めての出会いになる。
フィリピーナ恋愛実話

フィリピンパブとKEE第三話「恋の終わり」嫉妬の鬼と化したKEE

ある日のこと。私がマンションのポストを開けたら電気代の請求書が入っていた。請求書の宛名には男性の名前があった。ジュンに問い詰めると「ここのマンションはパパのマンションだから・・・」という答えが返ってきた。パパとジュンとの関係を疑い腸が煮えくり返る思いではあるが、私にはその電気代を払う気量も無く、グッと拳を握りしめて堪えていた。
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