アギナルド

フィリピンの歴史

フィリピンの歴史3大偉人で誰が1番の英雄か?ボニファシオ アギナルド ホセ・リサール

アギナルドはリサールより8歳、ボニファシオより6歳若く、1869年3月22日カビテ州に生まれます。プリンシパリーア層出身で父親がカウイト町長であり、アギナルドも若くしてカウイト町長になります。1895年マニラを訪れた時にボニファシオと出会い、秘密結社カティプナンに加入します。1897年テヘロス会議においてボニファシオを失脚に追い込み、革命軍の指導者になりました。その後、各地でスペイン軍と戦い、ビアクナバト協約による停戦受諾後、香港に亡命します。帰国後はアメリカ軍と同盟してスペイン軍と戦い、1898年6月12日カウイトでフィリピン独立を宣言。1898年9月、ブラカン州マロロスで国会を召集し、憲法を制定して、フィリピン第一共和国の初代大統領に就任します。しかし、その後の米比戦争でフィリピン第一共和国は、アメリカに敗北してしまいます。捕らわれたアギナルドは、アメリカに忠誠の誓いを立ててしまいます。その後の第二次世界大戦期には、日本軍に接近するなど日和見的な行動が目立ちます。
フィリピンの歴史

フィリピンの歴史 アギナルドとフィリピン革命の挫折そしてアメリカの支配へ

アギナルドの亡命と帰還 前回の記事 ボニファシオと共にフィリピン革命を起こし、対立の末、ボニファシオを処刑した後に1897年11月ビアクナバト共和国を設立させたアギナルドは、その年の12月に、スペインとの和平交渉を持ち和平を受け入れます。そ...
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